動画編集の基本第一回「フィモーラで初めての動画編集」

Skill up

動画編集の基本

動画編集の基本は、取り込んだ素材を切ったり貼ったりして、一本の動画に仕上げることです。ムービーで撮影した動画素材から、不要な部分を切り取り、使いたい場面同士をつなぎ合わせていきます。

そして、見ている人に注目してほしい場面には、エフェクトを施して、強調します。具体的には、タイトルを入れたり、トランジション(場面の切り替わり)をつけたり、BGMをつけたり、ナレーションをつけるなどのエフェクトがあります。写真にアニメーション加工を施して、より目立たせることもできます。オープニングやエンディングにも工夫を加えます。

そして、編集・加工が終わったら一本の動画として編集ソフトから書き出し(出力)をします。SNSやYou Tube、Webサイトなどに掲載できるフォーマットへと変換します。それでは、実際に触って、動画を作っていきましょう

フィモーラの操作に慣れる

動画編集するには、動画編集ソフトが必要です。ここでは、「フィモーラ」というソフトを使います。「フィモーラ」は初心者向けの動画編集ソフトで、これから動画制作を始めたい初心者にぴったりです。操作方法が分かりやすいうえに使い方やコツの動画や記事が数多くあるため、わからない操作やちょっとした疑問も解決することができます。初心者でも、練習すれば、クオリティの高い動画をつくることができます。

また、フィモーラには、動画エフェクトが500種類以上も備わっています。場面を切り替えるトランジションが洗練されていて、センスの良い動画を作ることができます。 無料版と有料版があり、無料版には書き出しをした後に、すかしのロゴマークが入ってしまいます。練習の段階では無料版を使い、本格的に動画編集を始める時には、有料版に切り替えることをおススメします。

動画のインポート

この動画では、マック用のフィモーラバージョン14で動画編集します。アイコンをクリックして、フィモーラを立ち上げましょう。

まずは、アスペクト比を選びます。アスペクト比とは縦横の長さの比率のことを意味し、基本的に「横:縦」の順で表します。どんなサイズの動画をつくりたいかによってアスペクト比が変わります。ユーチューブにアップしたいときは16:9のアスペクト比を選びます。

「新しいプロジェクト」でスタート

「新しいプロジェクト」をクリックします。最初の画面です。左上のタブが並んでいるところのことをカスタムツールバーと呼びます。メディア、ストック、オーディオ、タイトル、トランジション、エフェクトなどが並んでいます。真ん中のバーをツールバーと呼びます。クイックテキストなどのタブを使います。

右上の窓がプレビューウィンドーです。作った動画を簡単に再生し、確認します。

レイヤーが2つあります。ビデオ1とオーディオ1です。ビデオ1に撮影した動画のファイルを入れ、オーディオ1には、BGMなど音声のファイルが入ります。レイヤーは増やしていくことができます。

メディアを選択し、ファイルをドラッグ&ドロップします。タイムテーブルに直接挿入してもOKです。まず、公園と言うフォルダーを開いて、全選択(コマンドA)でドラッグ&ドロップして、インポートします。ウィンドウにカーソルを置くと、大きな画面で見ることができます。

動画を並べる

この動画を並べていきます。最初に並べる動画はオープニングにしますので、オープニングに見合ったものを選び、決まったら、ドラッグします。「動画とメディア設定が違うので、どちらにしますか」と尋ねられると、メディアに一致を選び、チェックします。「今後、表示しないにチェックを入れると、この質問はスキップできます。

例えば、DIY動画などは、ひとつひとつの工程があって、動画を作業の順番に並べる方が分かりやすいですが、公園の風景を見せる動画の場合は、決まった順序はありません。自分流で最適な順番を考えましょう。

最初から見ていくと、音が大きすぎる場面があります。その場合、オーディオの音量のつまみをつかんで、音量を下げます。全体的に下げることもできますし、フェードインすることもできます。

まとめ

動画編集の基本「やってみよう」の一回目では、

  • 動画編集の基本
  • フィモーラの説明
  • 画ファイルの並べ方
  • 音量の調整方法

などを紹介しました。

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