be動詞をわかりやすく、一般動詞との違いも解説

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英語の学習につまずいた人のための授業をお送りします。「つまずき君」と一緒に、勉強していきましょう。

つまずき君
つまずき君

よろしくお願いします。

前回の授業では、love, want, go, comeなどの動詞を使って、主語+動詞を軸にした文章の作り方や、疑問文、否定文の作り方を学びました。今回は、もう一つの動詞の種類である「be動詞」を使った文章の作り方を勉強します。

一般動詞は「動き」、be動詞は「存在」や「状態」を示す

be動詞を説明する前に、love, want, go, comeなどこれまで習った動詞について振り返りましょう。これらの動詞は、「一般動詞」と呼ばれています。一般とは、「be動詞以外のすべての一般的な動詞」という意味です。be動詞を説明する前に「一般動詞」と言ってもピンとこないので、これまでは動詞と言っていました。

この一般動詞は、「行く」や「来る」など何らかの動きがある動詞です。loveの「愛する」やwantの「欲する」という動詞も、身体的な動きはないものの、心や感情の動きを示しています。何らかの力がかかったり、エネルギーを消費するような動きのある動詞は「一般動詞」です。

これに対して、be動詞とは、主語の状態や存在を示す動詞です。

例えば、「彼は背が高い」と英語で言うときに、

He is tall.

と言います。

このときのisがbe動詞です。

これまで勉強してきたように、英語の文章は、主語+動詞が重要でした。

背が高いというのは、英語では形容詞の「tall」を使います。

彼は「he」なので、

He tall

としたいところですが、これでは動詞がありません。

文章に述語の機能を与えて、主語heと主語の状態を説明している「tall」を結びつけて文章を成立させるのがbe動詞である「is」なんです。

つまり、he = tall

であり、イコールの役割を果たすのがbe動詞なんだ。

次に「あなたは美しい」という文章は

You are beautiful.

となります。 主語のyouと、主語の状態を説明している美しいという意味の「beautiful」を結び付けて文章を成立させています。「are」がbe動詞なんです。

Be動詞という名前や主語によって形を変えるは、昔々の英語に遡る

このように、be動詞は、主語によって形を変えます。

主語が一人称のI のときは、am

主語二人称のyouのときはare

主語が三人称単数HeやShe、Itのときはis

主語がYouやWe、Theyなど複数のときはare になるんだ。

つまずき君
つまずき君

そうなんだ。でも、どうしてbe動詞っていう名前なの?

amやare, wereの元の形がbeなんだ。

大昔の英語では、すべての主語でbeに似た形をしていたんだけど、時代とともに、今の形に変わっていったらしいんだ。だから、これらを総称して、be動詞というんだよ。

amやare, wereの元の形であるbeのことを「原形」と呼びます。

つまずき君
つまずき君

原形?全然わかんないや

原形は文法用語なので、覚えなくてもいいし、言葉が分からなくても、英語を理解することはできるんだよ。簡単に意味だけ説明するね。

「原形」とは、Iや You, Heなどの主語の変化や過去、未来などの時制の変化によって、動詞の形が変わる前の、一番もとになる形のことです。辞書に載っている「基本形」でもあります。

例えば、一般動詞にも原形があるんだよ。 She loves you. (彼女はあなたを愛しています)や、She loved you. (彼女はあなたを愛していました)というときの、lovesやlovedの原形は「love」なんだ。

be動詞の原形「be」は、命令文の頭や助動詞の後ろに登場する

原形は命令文にしたときなどに現れるんだ。

私を愛して。というときは、

Love me.

と言って、原形の「love」を使います。

また、助動詞のあとに続く時も、動詞の「love」は原型になるんだ。

彼女は私を愛するだろうというときは、将来のことを表す助動詞willを使って、

She will love me.

となるんだ。

be動詞の場合も同じだよ。

例えば、あなたは親切です。は

You are kind.

となるんだけど、

親切にしなさい。と命令文でいうときは、

Be kind.

となって、be動詞の原形のbeが使われるんだ。

また、「あなたは美しくなるでしょう」というときは、

将来のことを示す助動詞「will」を使って、

You will be beautiful. というんだよ。

Be動詞は主語と主語の状態を「=(イコール)」で結ぶ橋渡し役

be動詞が、主語と結びつけるのは、tallやbeautifulなどの形容詞だけではないんだ。

例えば、「彼らは学生である」というときは、

They are students.

となるんだ。

They = students

の関係を示していて、studentsは学生を表す名詞studentの複数形です。

わんこ先生
わんこ先生

それじゃあ、つまずき君。
「私は学生です」はどういうかな。

つまずき君
つまずき君

I am a student.

わんこ先生
わんこ先生

ハイ、正解。I=a studentの関係だね。私は単数形なので、studentに一人のという意味のaを付けるのも忘れなかったね。

一般動詞よりシンプル⁉ be動詞の疑問文、否定文の作り方

前回の授業では、一般動詞の疑問文、否定文について学んだね。be動詞の疑問文については、シンプルに主語とbe動詞を入れ替えるだけでいいんだ。否定文については、be動詞のあとに、notを付けます。

例えば、

You are a student.を「あなたは学生ですか」と疑問文にするには、

Are you a student?

でオッケーです。

答える時は、

Yes, I am. 

No, I am not. ですね。

短縮して、No, I’m not.となります。

また、「あなたは学生ではない」と否定文にするには、

You are not a student.

または、are not を短縮して、

You aren’t a student.

でいいんだ。

前回学んだ一般動詞の疑問文・否定文に比べると、シンプルですね。

be動詞を使うか、一般動詞を使うかの決め手は?

でも、こういう場合はどうでしょうか?

「お腹が減っていますか」と英語で尋ねる時に何というでしょうか?

「お腹が減っている」という意味の英単語はhungryです。

はたして、

Do you hungry?

Are you hungry?

どちらが正しいかな?

つまずき君
つまずき君

う~ん、難しいな

どちらの疑問文にするかの鍵は、「hungryが動詞なのか、形容詞なのか」です。

結論から言うと、hungry は形容詞なので、

Are you hungry?

でいいんです。

be動詞は、主語であるyouと、「お腹が空いている」という意味の形容詞hungryをイコールでつなぐときに使います。

だから、you are hungry.の場合だと、「あなたはお腹が空いている状態である」と日本語に訳して考えると理解しやすいです。

これに対し、一般動詞は「何らかの力やエネルギーを必要とする動き」を表します。

I want food. であれば、食べ物が欲しいです。となるわけです。

be動詞の場合だと、You are happy. であれば、あなたは「幸せな状態である」というように理解すればよいのです。

be動詞を「~は」や「~です」と訳すと覚えている人は注意!

学校では、be動詞のことを「~です」と日本語に訳すると覚えた人もいるかもしれません。それは、間違いではないのですが、日本語を英語にするときに誤解してしまう場合があります。

例えば、「彼は学校の先生です」という日本語から英作文をつくるとき、「He is a teacher.」と「~です」で当てはまるからいいのですが、「私は食べ物が欲しいです」という日本語から英作文をつくるときも、「欲しいです」だから「be動詞」のamを付けて、

I am want food.

と間違って言ってしまう人がいるかもしれません。

もちろん、「私は食べ物が欲しいです」というのは

I want food.

だったね。

また、be動詞を日本語の助詞の「~は」と覚えている人もいるかもしれません。

例えば、「私は英語を勉強しています」を英文にするとき、「私は」を「I am」と考えて、

I am study English.

と言ってしまう場合があります。

もちろん、「私は英語を勉強しています」は、

I study English.

で良かったね。

面接などのときにも、自分のことを説明する時に、とりあえず、「I am…」と言ってしまう場合もあります。だから、さきに、一般動詞を使うのか、be動詞を使うのかを頭に描くことが大切です。

be動詞の日本語訳はとくにないので、hungryやhappy、a teacherなどと主語をイコールで結ぶ橋渡し役であると理解しておくことが大切です。

ところで、Are you hungry? と尋ねられたときの答えは、

Yes, I am.

No, I am not.

になるんだ。

I amを短縮すると、

No, I’m not.になります。

Yes, I am.は、Yes, I am hungry.を短くしているんだね。

No, I’m not.は、No, I’m not hungry.を短くしているんだ。

前の授業の復習になるけど、

「食べ物が欲しいですか?」という疑問文は、

wantが一般動詞なので、

Do you want food?

となるんだったね。

答えるには、

Yes, I do.

はい。食べ物が欲しいです

か、

No, I don’t.

いいえ、食べ物はほしくありません。

となるんだ。

Yes, I do.は、Yes, I want food.を短くしたいい方で、wantの代わりにdoを置いているんだよ。 No , I don’t.は、No, I don’t want food.を短くしているんだ。

まとめ

この授業では、be動詞について学びました。

英語の動詞には一般動詞とbe動詞の2種類あります。

be動詞は、主語と、主語のことを説明している言葉をイコールで結び付ける役割だったね。

また、一般動詞が「何らかの力が働いたり、エネルギーを消費することによる動き」を表す言葉であることも復習しました。

述語動詞にbe動詞と一般動詞をどちらを選び、どう使うのか。これが分かれば、英語学習の大きな「つまずきポイント」を解決することができるよ。 自己紹介をする時も、I am~だけじゃなく、I like ~とか、I want ~ など、いろんな表現ができるようになろう。